となりの駅まで徒歩1分以内 近すぎる2駅、なぜ存在するのか?

駅どうしの間隔が長い路線、短い路線がありますが、日本一短い駅間は、歩いてもあっと言う間に着いてしまう距離。そんな短い駅間がなぜ誕生したのでしょうか。

となり駅はすぐそこ

駅間距離は路線によってさまざま。都市部では駅の数が多く、たとえばJR山手線では0.5~2.2kmごとに駅があります。路面電車では
もっとこまめに駅(停留場)が設けられており、たとえば東京都内を走る都電荒川線では0.2~0.6kmごとです。

高知県内を走る路面電車とさでん交通後免線には、日本一短い駅(停留場)間が存在します。それは高知市内の一条橋~清和学園前間です。
とさでん交通によると、その距離はわずか63m。となりの停留場が目ではっきりと確認できるほどです。「80m=徒歩1分」とする不動産業界の基準に従うと、
1分以内でとなりの駅まで歩けてしまうことになります。
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ちなみに路面電車を除く普通鉄道では、松浦鉄道の中佐世保佐世保中央間(長崎県佐世保市)と、筑豊電気鉄道
黒崎駅前~西黒崎間(北九州市八幡西区)が、ともにもっとも短く、その距離は0.2kmです。